結局、きっと…好き。
それって有り難いんだか冷たいんだか…。
とりあえず、私はその話しにはノータッチっということで無言を貫き、口の中のタコ焼きを飲み込むことに専念した。
「でも…クラスのみんなもこの子のことナツメの彼女だと思っちゃってるし丁度いいじゃん。
それに毎日毎日…ホントよく頑張ってるよ、お前相手に。彼女にしてやりゃいいじゃん。ねぇ?」
何、この人っ!
超いい人じゃんっ!!
もっと言ってやって、言ってやって!
目を輝かせてお友達さんを見つめ、うんうんと首を縦に振る私。
そんな私をシラけた風に見つめるナツメくんは追い打ちをかけるように…
「いやぁ〜……俺、頭悪い奴は彼女にいらねぇなぁ…。
コイツ、学年ワースト15なんだぜ?信じらんねぇだろ?」
…って言った。