結局、きっと…好き。
「………!!」
そこっっ!?
そこなの、ねぇっ!
ナツメくんをバッ!と振り返って見たら、意地悪そ〜うに、ニタニタと笑ってこっちを見返された。
そりゃ……私、ワースト15だし…頭も悪いし…だからつまり……言い返しようがありません…、、、。
「あちゃ〜…そりゃ痛いなぁ…。
ナツメ追いかけ回す前に勉強しなさいね、キミ。」
友好的だったはずのお友達さんはナツメくんの言葉で一変し、逆に注意をされてしまう始末。
あう……。
やっぱりそううまくはいかないか…。
最早、一言も発することなく話しは終わってしまい。
秋晴れの空の下、ちょっぴり切ない気持ちをナツメくんのタコ焼きで流し込んで初めての学祭は過ぎて行った…−−−−−−−…。