結局、きっと…好き。

「確かに…。
ある意味すげぇよな、100番以上あがるとか。

俺なんてせいぜい…5〜6番しか上がりようがないからなぁ…立派、立派!」


………あれ?
心なしか私バカにされてない?

しかも上がりようがないって…しかも5〜6番って…つまり、ナツメくんは学年5〜番6ってこと!?

レベル違いすぎだしっ!


今更気づいたことにちょっとシュン…ってした私に気づいたお友達さんが慌ててフォローを入れてくれた。


「いや、うん!でも彼女ちゃんよく頑張ったよ。

いっぱい勉強したんでしょ〜?えらい、えらい!」


今更白々し過ぎて、しかも子供扱いされてるっぽいとこにイラッとした。


「だから、彼女じゃねぇっつぅの。コイツを俺の彼女みたいに呼ぶなっ!」


ただでさえヘコんでるのに更にヘコむその発言。


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