結局、きっと…好き。

それを…!
何で笑うのよーっ!


若干の腹立たしさも感じつつ、内心焦りながらオロオロとうろたえていると。


「おはよ〜…って、何なに?何かあったの??」


そう言いながら元気よく教室に入ってきたのは友達の悠里。


何だか賑やかな雰囲気に興味津々って感じだったけど、やがてその笑いの根源が私であることを知り私を見るや否や…


「何やってんの??
何でそんな『呪いの人形』チックなの!?」


変わり果てた私の姿に目ん玉ひんむき、半狂乱に叫ぶ。


…ひ、ひど過ぎるっ!!
友達だと思ってたのにっ!

しかも、呪いの人形!?


今度は私が半狂乱。

悠里を含めたクラスのみんなに怒るも、まぁまぁ…と軽くあしらわれ…。


踏んだり蹴ったりだ。


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