桜の契約†転生†
瀕死だった為成から消毒をし、針と糸で止血しきれなかった大きな傷口を縫合し血を止めた。しかし二人とも腹部、頭部にも損傷があり、手術設備もないこの場所では応急処置しかできなかったのだ
119番してからようやく救急車が駆けつけたのは応急処置が終わったすぐ後だった
私は事務所に残り、社長は救急車に同乗し病院へと向かった
明日ターゲットにしていたマフィアが絡んでいるに違いないと思った…
私たちの情報が漏れていたのか…?だったら私たちの身の回りにいる人たちにも危険が及ぶかもしれない…。