桜の契約†転生†
階段をゆっくり上がっていく。私に仕留められるかは分からない…何度撃たれ斬られようが立ち上がることができる…それだけが私とジャックの強味だった。
呼吸を整え、護衛二人が居る部屋の前まで来た
何故だか急に胸の鼓動は高鳴った…恐れて緊張でもしているのか…それは今まで経験してきた鼓動ではなかった
ジャックに目で合図を送り部屋の扉を蹴り上げた
私たちの前には金髪の頭をボサボサにさせた一見ホストみたいな男と黒縁メガネで金髪の男とは対象的な極々どこにでも居そうなサラリーマン風の男が立っていた