桜の契約†転生†

五右衛門は必死に説得した


「現実を考えろ!殿に逆らえば死ぬんだぜ、しずくさんが大切なのも桜のことも分かるが…俺はお前が一番大事なんだ…頼む、どうか考え直してくれ」


頭を下げる五右衛門に平太は戸惑い霧の中をさ迷いしずくの下に帰った



「おかえり」


「どうしたの?なんか暗いよ、笑ってょ!」


しずくは平太の肩に手を置いてそう呟いた
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