桜の契約†転生†
まだケガが治ってないので遠出はせず近くの駅でショッピングをした
腕を組み手を繋いでるいると先日の殺戮など嘘のように私たちは街に溶け込んでいたんだ
私は平太の服を選んであげた。
「これなんてどうかな?きっと似合うよ!」
白のシャツを広げて見せた
少し平太は嫌そうな顔をしたが、私は白い服を笑顔で無理やり押し付けた
黒とは真逆の白、白は善・純潔のイメージを伴う平和の象徴
私の憧れの色だった
だから着てほしかった
私ももう黒い服は着たくない。
黒はすべてを塗りつぶす
今の私は黒色を嫌っていた
「まぁ、俺は何でもいいや!」
それほど嫌がることなく決まり、会計を済ませその場で着替えた
「似合ってるよ!いい感じじゃん!」
私が笑顔でそう言うと平太は少しはにかんでみせた
しばらくブラブラしてランチをしたり、私も新しい服を買ったりと普通のデートを私たちは満喫した