桜の契約†転生†
「血ってなかなか落ちないんですよね〜コンビニでマジックリン買ったんで領収書ここに置いておきます」
この男はマジックリン代くらい …これからはこいつはせこい男、せこ男と呼ぼう…
「おい、せこ男!今から今日のあの男の素性を調べ明日からしばらく尾行しろ。もちろん顔は知られてるから変装してだ!奴は必ずまた女を襲うだろう…その前に女にバレずにあいつを消す。」
「分かったな?」
「はい、任せてください」
頼りない返事だが、何だかんだで俺はこいつを信用している…こいつのヘマで死にかけたこともあったが…まぁ結果良ければすべて良し。
為男にも複雑な過去がある…俺はあいつの痛みを理解できるしあいつも俺の痛みを理解してる
仕事のパートナーと呼ぶにはまだまだだが大切な俺のファミリーだ。
あとのことは為男に任せ気分転換に俺は屋上に上がり星を眺めた…
星と星は繋がることで一つの形を成す
その輝きはきっと永遠なのだろう…