クルイウタ
初めて近くで見た直也先輩は世界一かっこよかった。

初めて触れた直也先輩はあたたかかった…





映画のワンシーンのように、直也は美衣の目にやきついて離れない。


「美衣!美衣ったら!大丈夫?」


暫くうわの空だった美衣だが、いつの間にか自分のクラスの応援席に戻って来たようだ。

< 16 / 21 >

この作品をシェア

pagetop