後ろの迫田くん
連れてこられたのは教室だった。
あたしを席に座らせると
「食え。」
朝コンビニで買ったメロンパンを袋から出してくれた。
お腹は空いてる。
グラウンドからは午後の部が始まるアナウンスが聞こえた。
あたしが出なきゃいけない競技は終わった。
だけど、たじろーは?
「・・・。」
「・・・。」
「・・・。」
「食え。」
「うむ。」
空腹には勝てない。
もしかしたら帰り道あまりの空腹で野垂れ死ぬかもしれない。
背に腹はかえられぬ!
ちょっぴり賢いあたしは思う。たじろーに迷惑がかかるんでは?
「ひょうひは?」
「口に食いもん入れたまま喋んな。」
うひょっ!!怒られてしまった。
あたしを席に座らせると
「食え。」
朝コンビニで買ったメロンパンを袋から出してくれた。
お腹は空いてる。
グラウンドからは午後の部が始まるアナウンスが聞こえた。
あたしが出なきゃいけない競技は終わった。
だけど、たじろーは?
「・・・。」
「・・・。」
「・・・。」
「食え。」
「うむ。」
空腹には勝てない。
もしかしたら帰り道あまりの空腹で野垂れ死ぬかもしれない。
背に腹はかえられぬ!
ちょっぴり賢いあたしは思う。たじろーに迷惑がかかるんでは?
「ひょうひは?」
「口に食いもん入れたまま喋んな。」
うひょっ!!怒られてしまった。