空
『三浦俊哉(みうらしゅんや)。
よろしくな』
「俊哉よろしく」
これが初めての会話。
案外面白くて馬鹿(笑)
でも以外なとこが
優しくてあたしは
きゅんとしちゃう。
桜も散った頃には
あたし達すごい
仲良しになって
お互い何でも
言えるくらいの
仲良しだった。
『ねぇ朱里??』
下校途中結花が
真剣になって
話しかけてきた。
「んー??なにした??」
『好きな人出来たでしょ??』
「いないけど…??」
『いつも話してる
隣の奴好きなのかと
思ったからさ』
「俊哉のこと??
んな訳ないでしょ(笑)
友達だよ俊哉は」