新撰組と〜双子の再会〜【短編】
新撰組side
「莱華、寝ちゃったな……」
嬉しそうに微笑みながら莱華の頭を撫でる平助。
「………なぁ、お前ら実は恋仲なのか?」
驚きながら平助に聞くぱっつあん。
「はぁ?んなわけねぇーじゃん。あれは、俺とコイツにとっておまじないなんだよ…」
「そー…なのか?
いや、てっきり………ねぇ〜」
理由を言ったばっかしなのに疑いの目で見てくる原田
………うぜぇ。
特に、原田とか原田とか原田とか原田とか!!!
に、しても……
莱華の気持ちや想いは伝わったから。
ごめんな?傍に居てやれなくて
でも、これからは傍に居るから………
ずっと………………
俺を探してくれて
「ありがとな、莱華。」ボソッ