天使に恋した私
「・・・。」
「・・・。」

お互いに沈黙が走る。

「ち、ちがっ・・・これは・・・
 今女子高校生たちの間で流行ってる
 新しい踊りでッ・・・。」

顔を真っ赤にしてアタフタしてる。


・・・んだよ。

なんか・・・


ギュウゥゥゥってしたくなる・・・

なんなんだよこの生き物・・・うぜぇ・・・



・・・てかなんで俺こんなこと
考えてんだ?
アホらし・・・

でも真っ赤になって言い訳してるのを見て、
「ハハハッ・・・・。」
「?」
俺は気付くと笑ってた。それも腹を抱えて大爆笑。

「バカじゃね!?ドン臭ぇ!!」
「う、うるさい!笑うなぁっ!」
「ま、真っ赤になってる・・・ッ・・・。」

笑いが収まるまで一分はかかっただろうな。
畜生・・・
なんだ、コイツ。
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