天使に恋した私
「で?貴方名前は?」

「おい悠。なんで俺の時より
 丁寧なんだ?言い方が。」

「五月蠅い悪魔。」

「あ、悪魔ッ!
 ぶくくくくっ・・・。あぎゃっ!」

ユキが不機嫌そうに男の頭をはたく。
なんなんだろうこの二人・・・。
兄弟・・・とかかなぁ?


「あ、俺ら別に兄弟ってわけじゃないよー。
 ただの友達ー。」

格好良くウインクをしながら答える男。
なんで考えてる事が分かったんだろう・・・?

「えっとねー、
 俺の名前はアキ。
 ユキと同じ天使。」

「アキ?」

「うん。アキ。」

「分かった。」

「じゃ、これからよろしくー。」

「分かっ・・・えぇっ!?」
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