天使に恋した私
「離れろ、変態。」

ユキがアキを私から引き剥がす。

アキの舌は名残惜しそうに
私の唾液を思いっきりかるめとって
やっと離れた。

「ハァハァ・・・な、なにすんの
 変態・・・ハァハァ・・・。」

「ごっちそーさま☆」

全然悪びれも無く笑顔のアキ。
どうしよう、
殴って蹴って、
脳髄を引きずりだしたくなっちゃった。

「死ね、変態。」

「ちょ、痛い!ごぶッ!」

ユキが容赦なく蹴りを入れてる。
流石に・・・可哀相かな・・・

「ユキ・・・やめてあげ・・・。」
「どーせユキも毎日ヤってんだろ!?
 一回くらいいいじゃん!」

「「・・・・。」」

「ユキ。」
「あぁ?」
「やめてあげないで、脳髄を引きずり出して、
 全治10年くらいにしてあげて。」

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