天使に恋した私
「ひぁっ・・・?」
私も条件的にビクッとなる。

でも男の人はまた寝てしまった。

私は髪の毛を引っ張ってみたり
頬をツンツンしてみたり。

んー・・・起きない。
私は耳を掴んでみる

すると男の人はパチッと目を覚ます。
「エロいとこ触ってんじゃねぇ・・・糞餓鬼・・・。」
「え?」
起きた?
あ、そうか、耳、苦手なんだぁ・・・

「ふぁ~・・・なんだ糞餓鬼。
 俺の安眠を邪魔しやがって。
 殺されたいのか?」
物凄くドスの利いた声で此方を振り向く。

・・・この人何言ってるの?

「なんでこんなトコで寝てんですか・・・。」



「なんだ?そんなん御前に言う筋合いはねぇ。
 それともなんだ?コレは御前の木か?」

「そ、そういう訳じゃないけど・・・。」
「じゃ、失せろ。うぜぇ。」
プイッと後ろを向く。

な、何コイツ、ムカつくッ・・・

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