好き、と言えば、

 何やってんのよ、勝手に電話に出るなんて・・・



 「あーうん」

 「いやムリ」


 しかも何気会話成立しちゃってんじゃん。
 どうなってんの?



 「光輝!いい加減にして!」

 あたしは乱れた服を気にすしつつ、光輝に詰め寄った。



 「ならいいよ。うん、じゃあな」

 あたしを片手で押さえつけて、なんと電話を切ってしまった。



 「誰だったの?何話したの?」







 「教えてほしい?」


 なんでそんな不敵に笑うのよ。
 
 光輝が迫ってくる。


 あたし、何期待してんの・・・
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