好き、と言えば、

 聡くんに謝んなきゃな・・・
 告白の返事も。


 「椎葉のことは俺が話つけたから」


 「そうよ!二人で何話したの!?」


 肝心なのはそこ!



 「ふ、それ聞くのか?」

 何意味ありげに笑ってんのよ。
 余計気になるじゃんか・・・


 「お、教えてよ」





 「うーん、みくからキスしてくれたらね?」




 「は、はあ!?」


 ようやく素直になれたのに、そんな難易度の高い要求しないでよね。
 もういっぱいいっぱいなのに。


 「早くしろよ。聞きたいんだろ?」



< 59 / 65 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop