好き、と言えば、

 「お前は悪くねえよ。ただ俺がそうしてでもお前をが欲しいって思っただけ」



 「ありがと・・・」


 あたしはそっと光輝の頬にキスをした。
 さっき出来なかったしね?
 たまには素直になりたいの。


 「お前・・・反則」


 え?光輝の耳が赤くなった。
 俯いちゃったし。



 「あーもう!・・・今からうちに来い」



 「ええ!!」



 あたしの腕を掴み、立たせる。



 ほんと強引。

 あたしどうなっちゃうの。


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