好き、と言えば、
@おまけ
あのとき、椎葉が、
「みくちゃん幸せにしなかったら許さない」
そう言ったからこそ、
俺は本気でこいつを愛そうって、
本気で守ろうって、
決めることができた。
みくが言ってくれた「好き」、
俺の「好き」はそれ以上。
だって、あの公園で出会ったあの日、
俺はあいつに一目惚れしたんだ。
今は絶対に言ってやんないけど。
誰と付き合ってもいつも俺の中にいたのはお前。
俺を満たしてくれるのは、みくだけなんだ。
もう離さない、絶対に。
誰にも渡さない、絶対に。
「好きだよ、みく」
隣で眠る彼女にそっとキスをした。
-END-