好き、と言えば、



 @おまけ



 あのとき、椎葉が、


 「みくちゃん幸せにしなかったら許さない」



 そう言ったからこそ、



 俺は本気でこいつを愛そうって、

 本気で守ろうって、


 決めることができた。






 みくが言ってくれた「好き」、




 俺の「好き」はそれ以上。


 だって、あの公園で出会ったあの日、



 俺はあいつに一目惚れしたんだ。

 今は絶対に言ってやんないけど。

 誰と付き合ってもいつも俺の中にいたのはお前。

 俺を満たしてくれるのは、みくだけなんだ。




 もう離さない、絶対に。

 誰にも渡さない、絶対に。




 「好きだよ、みく」



 隣で眠る彼女にそっとキスをした。




 -END-







 
< 64 / 65 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop