Voice
「ねぇ、何で私達付き合ってるんだろ…」
傷口をこれ以上広げない為。
恵美が望むなら何時、別れを告げたって俺は構わない。
…だって恵美と付き合う前までは深亜がずっと好きだったから。
でも、優斗の彼女だから。壊しちゃいけないと思った。思い続けちゃいけないと思った。
きっと深亜の事、一生好きだと思ってた。
だけど恵美と居る内になんとなく思いは閉じ込められて行って。
「蓮、私達―…
別れよっか……?」
君の呟いた何気ない一言が胸に刺さったのは、何故?
「うん」
引き止めたりなんかしない。…苦しみも痛みも、涙も、無いね。
だけど…もう俺は誰の為に歌えば良い?
傷口をこれ以上広げない為。
恵美が望むなら何時、別れを告げたって俺は構わない。
…だって恵美と付き合う前までは深亜がずっと好きだったから。
でも、優斗の彼女だから。壊しちゃいけないと思った。思い続けちゃいけないと思った。
きっと深亜の事、一生好きだと思ってた。
だけど恵美と居る内になんとなく思いは閉じ込められて行って。
「蓮、私達―…
別れよっか……?」
君の呟いた何気ない一言が胸に刺さったのは、何故?
「うん」
引き止めたりなんかしない。…苦しみも痛みも、涙も、無いね。
だけど…もう俺は誰の為に歌えば良い?