それは、ある晴れた日のこと。



そんなある日、
いつものように一人で砂場遊びしてた俺に
しつこく話しかけてくる少女が現れた。


「一緒にあそぼ?」

とか

「お名前なぁに?」

とか

「どぉして独りで遊んでるの?」

とか。





しばらくは俺も無視を決め込んでたんだけど


「お友達になろ?」

その一言に思わず

「ほんとに!?」

と返してしまったんだ。



当たり前のように
「うん」

って頷いてくれたその子に

「どうして?」

って言うと

「お友達になりたいから!」


って屈託のない笑顔で言われて、



ほんとに救われた気がした


天使みたいだと思った


















初めて恋に落ちた







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