それは、ある晴れた日のこと。
休み時間、
予想通り
アタシには質問の嵐。
「2人とも知り合いだったのー?」
だの、
「どうやって知り合ったのー?」
だの、
こっちが知りたいっつーの。
アタシが答えに戸惑っていると
中津君がアタシのそばにきて
「幼稚園の時から仲良かったんだよねー。」
って後ろから抱きしめられた。
「はっ、離してよ!」
アタシが振り払おうとしても
中津君はお構い無しに
まとわりついてくる。
女子は相変わらず
叫びまくってるし....
「もう、なんなの!?」
って振り払った。
そしたら今度は
「あの頃は、あーんなコトやこーんなコトもしてたのに....」
なんて、
もう、
「意味わかんない。あんたなんか知らないし!」