それは、ある晴れた日のこと。

休み時間、

予想通り
アタシには質問の嵐。

「2人とも知り合いだったのー?」

だの、

「どうやって知り合ったのー?」

だの、

こっちが知りたいっつーの。



アタシが答えに戸惑っていると

中津君がアタシのそばにきて


「幼稚園の時から仲良かったんだよねー。」

って後ろから抱きしめられた。



「はっ、離してよ!」

アタシが振り払おうとしても
中津君はお構い無しに
まとわりついてくる。



女子は相変わらず
叫びまくってるし....


「もう、なんなの!?」
って振り払った。


そしたら今度は
「あの頃は、あーんなコトやこーんなコトもしてたのに....」
なんて、

もう、
「意味わかんない。あんたなんか知らないし!」



< 9 / 47 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop