俺が恋したお嬢様



「悠斗!」


「おー。雪乃、送ってから来たの?」


「あぁ」


大学に着くとスーツ姿の悠斗が既に来ていた。



「出会いあるかな?」


「…お前も早く婚約しろ」


ワクワクした悠斗に呆れたように返すと、「いずれ、な…」と苦笑した。



入学式は学園長の挨拶と簡単な説明会で終了した。



雪乃も確か始業式や掃除で終わりなはず…。


迎えに行こうかな。



< 116 / 149 >

この作品をシェア

pagetop