俺が恋したお嬢様



「雪乃が気に入ったやつがあったら、とりあえず全部買おう」


「えぇっ!?全部なんてダメですよ!何着かに絞ります!」


「…別にいいのに」


そんな話をしているとさっきの女の店員が戻ってきた。



「こちらのドレスなんか、お似合いになると思いますよ?」


何着か持ってきたドレスをニコリと笑って勧めてくる。



白や淡い薄いピンクなど可愛いドレスが並べられ、雪乃は目を輝かせながら物色している。



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