俺が恋したお嬢様



そしてあっという間に週末を迎えた。


「準備出来た?」


「ちょっと待って下さい!」


部屋を走り回る雪乃ちゃんを椅子に腰掛け待つ。


いつも早起きな雪乃ちゃんは寝坊をし、慌てて準備している。



「ゆっくり準備してもいいんだよ?」


「はい」


そう言いながらも急いで準備する姿に笑みが零れる。


小動物が駆け回ってるみたい…。



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