俺が恋したお嬢様
しばらく談笑した後、雪乃ちゃんは「翔くん、家の中を案内します」と言って、家を案内してくれた。
「ここが私の部屋です」
人形や可愛らしい小物が飾られていて、家具やベッドなどは白で統一されている。
女の子っぽい部屋だな。
「翔くんの部屋と全然違うでしょ?」
「そうだね…。雪乃ちゃんの寝室も雪乃ちゃんが好きなように変えてもいいんだよ?」
「いいんですか?」
パアッと目を輝かせ俺を見つめてくる。
「いいよ」
クスッと笑い、何を持って行こうか悩み始める雪乃ちゃんを見つめる。
こうゆうとこが子供なんだよな。
何か俺、18歳なのにスゲー子供といるみたい。
おじさん目線で雪乃ちゃんの行動を見てるよ…。