俺が恋したお嬢様
「…なんでお前がいんだよ」
軽く睨むも悠斗は無視し雪乃に話し掛けている。
「お前だけ中等部に行けば目立つだろ?雪乃、何食べたいの?」
「えっ?あ、えっと…」
メニューを見て悩む雪乃と悠斗に腹が立つ。
そしてそのまま何故だか三人でお昼を食べて過ごした。
折角、二人っきりになれると思ったのに…。
「翔、優しい?」
「はい」
「そっか、良かったね」
ニコッと微笑む悠斗に赤くなる雪乃。
さっきからこの二人しか会話してねぇぞ?