俺が恋したお嬢様



「…大丈夫?」


肩を揺らして息を整える雪乃に一応聞いてみる。



「……いじわる〜…」


顔を真っ赤に染め、涙を浮かべる雪乃。


その表情がまた堪らなく可愛い。



「ごめんね?」


「…悪いと思ってないくせに〜」


ブスッと拗ね、顔を横に向ける雪乃の頭を優しく撫でる。



本当にちっこい。


中学生相手にやり過ぎたらいけないよな…と自己反省。



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