俺が恋したお嬢様



「翔くん!早く早く!」


キャッキャッとはしゃぐ雪乃に置いていかれる俺。


朝一から遊園地に来て、今は昼過ぎだが、ずっと雪乃は嬉しそうに走り回っている。


ジェットコースターやコーヒーカップ、バイキングに空中ブランコ等、休むことなく乗り続けている。



なんだ?


俺だけ疲れてるこの疲労感は歳の差か…?


雪乃のペースについていけない。



恐るべし14歳。



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