友達ってこんなに憎いの?





なんと、筆箱の中に授業で使った木の板の木屑が筆箱の中身が入ったまま入れてあったのだ。




あたしが見てそのまま固まってると。



れいなは、「向こうに居る男子が入れてたんだよ?あたしは止めなって止めたんだけどやめなくって…ごめんね」





「う…うぅん、れいなが謝る事なんかないよ。あいつらが悪いんだから。」





「で、でも。」




「だーかーら!れいなは悪くないんだから、気にしない気にしない。止めてくれたんだからそれだけで嬉しい、ありがと」





「許してくれてありがと。じゃあまだ作業残ってるからあたし行くね」





「んぢゃまたあとでねー」



れいなが居なくなった後に、後ろからクラスメートの夏見が話かけてきた。





「ねぇ、愛菜。ちょっと後ろの所一緒に来て話したい事があるの」




「あっぅんいいよ。」







そして話をし始めた。






「愛菜、びっくりして大きな声出さないでね?」





「分かった、で?話ってなに?」






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