ハワイキキ
「よかった。出てってくれた」
マリアが言う。
「乗せればよかっただろう。可愛そうに。」
二人はワイキキビーチにつく
「なにここ、狭い!」
崖の上でマリアが人が通る道とは思えない細い道を岩に手をかけながら渡る。後ろを振り向けば高さ30メーターぐらいあり、ワイキキのビーチと海が綺麗に光っている
「大丈夫だ。」
普通そんなところから行かないのだがどうやら近道らしく、カップルで渡ればドキドキ感満載のスポットらしい。
渡るときにジョセフが先に行くと、そこにたまたま居た二人のカップルがマリアのぎこちない渡りに声をかけた「大丈夫ですか?」マリアは「大丈夫です」と言いかけたその時、足を滑らし落ち掛けた。「危ない!」すかさず声をかけカップルの男の方が手を掴み安全な場所に引っ張った。「あぁ、今落ち掛けたわ。」びっくりしたマリアに苦笑いのカップルにジョセフは言った「すまないね、あなたの名前は?」「カウボーイ。」「カウボーイか良い名前だ。私はジョセフ」そうして二組のカップルは出逢った。
ワイキキビーチに到着する。綺麗な海と眩しい太陽がお出迎えしてくれた。
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