【完】アイドル彼氏★好きになっちゃった
この場はとにかく大人しくして、解放されたい。


香月、クラスに入ったんじゃねーの?


急いで香月のクラスまで行くと、アイツは自分の席に座って、机に伏せていた。


……うわ、泣いてるよ。


やべー。


そんな時、こないだ香月と一緒にいた三上って女と目が合った。


手招きすると、すぐに入口まで来てくれる。


「……香月、呼んできて」


「え!?うん、ちょっと待ってて!」


三上は香月の所に行くと、何やら話してるけど、


香月は突っ伏したまま、ずっと頭を横に振っていた。


しばらくして三上が入口までやってくる。


「今は……話したくないって」


「……そっか」


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