【完】アイドル彼氏★好きになっちゃった
反対方面に来たものの、行くとこねーな。
ゲーセンでも行くか。
プラプラ歩いてっと、見たことあるヤツが本屋の店先で、雑誌を読んでいた。
……香月だ。
声かけようかと思ったけど、今日の昼休みに謝ったしな。
これ以上、特に話すこともない。
黙ってうしろを通り過ぎようとしたら、話し声が聞こえてきた。
「菜々、売り物に触らないの!早く中入りなさい」
……ん?
「ちょっとだけだから!今すぐ読みたいの」
香月って、菜々っつーんだ?
しかも……この本屋のウチのコかよ。
たまに帰りに寄ってたけど、全然知らなかったな。
ゲーセンでも行くか。
プラプラ歩いてっと、見たことあるヤツが本屋の店先で、雑誌を読んでいた。
……香月だ。
声かけようかと思ったけど、今日の昼休みに謝ったしな。
これ以上、特に話すこともない。
黙ってうしろを通り過ぎようとしたら、話し声が聞こえてきた。
「菜々、売り物に触らないの!早く中入りなさい」
……ん?
「ちょっとだけだから!今すぐ読みたいの」
香月って、菜々っつーんだ?
しかも……この本屋のウチのコかよ。
たまに帰りに寄ってたけど、全然知らなかったな。