【完】アイドル彼氏★好きになっちゃった
けど、そんな心配は三上さんには通用しないみたい。


「えーっ、なんで?羨ましい!

今日音楽室まで呼び出した子らなんて気にしなくていーよ」


「そうかな……。これがマドカちゃんみたいな子だったら、きっと言われないよね」


「マドカは性格悪いもん!やったらやり返されるってわかってたからじゃない?

香月さん性格よさそーだし、増田くんにチクったりしなさそう。

あ、香月さんも増田くん意識し過ぎじゃないの?

もっと普通の友達みたいに楽に話せばいいのにー」


三上さんは立て続けにしゃべると、豪快にあははって笑っていた。

……意識し過ぎ、か。


確かにそれはあるかも。


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