【完】アイドル彼氏★好きになっちゃった
「きゃっ、増田くんが……照れてる!?」
「オレだって照れるっつーの。帽子取んなよ……ほら、行くぞ?」
増田くんは、私が取った帽子を取り返すと、
そのまま私にポスッとかぶせてきた。
ドッキーン!
うわっ、増田くんの帽子かぶっちゃったよ……。
取ろうとしたら、頭をおさえつけられた。
「今日暑いし、かぶっとけば?」
ひゃーっ。
赤面して、余計に暑いんですけどぉ……。
そんな私の気持ちなんて知ってか知らぬか、
増田くんは動物園のゲートへと、歩いて行く。
ちょっとだけ……
パンダを見ることなんて、
どうでもよくなっていた、瞬間だった。
「オレだって照れるっつーの。帽子取んなよ……ほら、行くぞ?」
増田くんは、私が取った帽子を取り返すと、
そのまま私にポスッとかぶせてきた。
ドッキーン!
うわっ、増田くんの帽子かぶっちゃったよ……。
取ろうとしたら、頭をおさえつけられた。
「今日暑いし、かぶっとけば?」
ひゃーっ。
赤面して、余計に暑いんですけどぉ……。
そんな私の気持ちなんて知ってか知らぬか、
増田くんは動物園のゲートへと、歩いて行く。
ちょっとだけ……
パンダを見ることなんて、
どうでもよくなっていた、瞬間だった。