【完】アイドル彼氏★好きになっちゃった
「うわー、希望持てねぇ」


「確かに忙しかったけどな、楽しかった。毎日グラビアアイドルとっかえひっかえ……。

まぁ、今のテクがあるのも、あの頃の経験のおかげ」


「それ、こっそり教えて下さい」


って、オレものせられてる場合じゃねぇ!


あー、マジで困った。


まともな高校生活送れないっつーことか……。


ナナに早く言っとかないと……


アイツ、


絶対に……泣く。


なんて言えばいい?


「ちなみに、志望校は星光高校だな。理事長に連絡しとくから」


「いらねーよ。公立も、受ける」


「星光以外に行くなら、留年覚悟だ。呑気に高校行ってる時間なんかないぞ?最悪、退学だな」


なにっ!


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