【完】アイドル彼氏★好きになっちゃった
いやっ、そうじゃない!


何の用なんだろ……。


「きゃ~、増田くんだ! えっ、私たちに何の用?」


三上さんのテンションMAX!


そんな三上さんを軽く指さし、増田くんが


「お前ってー。三上、香月どっち?」


って聞いてきた。


「私? 三上でーす。よろしく~」


ホッ……。よかった、私に用事があったわけじゃないんだね。


じゃあ私は席に戻る……。


背を向けた時、うしろからグイッとつかまれた。


えぇっ!!


「じゃ、コッチの香月に用がある。ちょっと借りてくわ」


ウソッ!



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