【完】アイドル彼氏★好きになっちゃった
い……イヤだぁ~!!


増田くんは私の腕に無理やり腕を絡ませ、イヤがる私を強い力で引っ張る。


「なっ……なんで!?7」


「ん? 昼休み、一緒に過ごしたいから」


顔を上げると、私を見下ろし甘い笑みを見せて微笑んでる。


男子とは思えないほどきめ細かくて透き通るような肌に、


パーツの整った、綺麗な顔。


それに加え、この殺人並の笑顔は……!!!


……うわ、


マジでカッコイイんだけど。


ちっ、違った。そんなコト思ってる場合じゃなくって~!


「三上さんっ……助けてぇ」


「きゃ~、香月さん! やっぱり増田くんと友達なんだ!?

あれっ、だけど名前知らなかった? ま、お互い様か!」


三上さんに助けを求めるけど、相変わらず人の話全然聞いてないし~。


< 40 / 707 >

この作品をシェア

pagetop