【完】アイドル彼氏★好きになっちゃった
ウトウト……横に倒れそうになってきたナナの肩に腕を伸ばし、そっと抱き寄せる。
そしたら、オレの肩にちょこんと頭を乗せて、寝息をたててる。
……つーかさ、コレ……もしオレじゃなかったらどーなわけ?
無防備極まりねぇよな。
「んっ……翼ぁ……」
ドッキーン!
ナナが突然呟いた寝言に、胸がドキドキ。
どんな夢見てんだよ。
……よし、起こそう。
「ナナ……」
ナナの耳元で、そっとささやく。
「……もっと……足りないよぉ」
もっと?
足りない……って何が?
そしたら、オレの肩にちょこんと頭を乗せて、寝息をたててる。
……つーかさ、コレ……もしオレじゃなかったらどーなわけ?
無防備極まりねぇよな。
「んっ……翼ぁ……」
ドッキーン!
ナナが突然呟いた寝言に、胸がドキドキ。
どんな夢見てんだよ。
……よし、起こそう。
「ナナ……」
ナナの耳元で、そっとささやく。
「……もっと……足りないよぉ」
もっと?
足りない……って何が?