【完】アイドル彼氏★好きになっちゃった
「あっ……あのねっ。イトコだよね、私たち。だから入れてもらえたの」
慌てて翼にそう言うと、わかってくれたみたいでフフッと笑っていた。
「南さん、そーなんッス。オレのイトコ。なっ、ナナ」
「うん!」
南さんと呼ばれた女の人は疑わしそうに私を見ている。
バレたら大変~!
「じゃ、ちょっと行ってくる。ファンのみんなが待ってるしな」
翼はキラキラの笑顔を私に見せて、そのまま楽屋を出て行った。
南さんと取り残され……微妙な空気が漂う。
「……あなた、名前は?」
「香月ナナです」
「名字違うわよね。翼の母方のイトコ?」
「そ……そーですねぇ」
この人、怖いっ。
探りを入れられ、いつかボロの出そうな私に次々と質問を浴びせてくる。
逃げたいけど、翼が戻ってくるまでここにいたいし……。
慌てて翼にそう言うと、わかってくれたみたいでフフッと笑っていた。
「南さん、そーなんッス。オレのイトコ。なっ、ナナ」
「うん!」
南さんと呼ばれた女の人は疑わしそうに私を見ている。
バレたら大変~!
「じゃ、ちょっと行ってくる。ファンのみんなが待ってるしな」
翼はキラキラの笑顔を私に見せて、そのまま楽屋を出て行った。
南さんと取り残され……微妙な空気が漂う。
「……あなた、名前は?」
「香月ナナです」
「名字違うわよね。翼の母方のイトコ?」
「そ……そーですねぇ」
この人、怖いっ。
探りを入れられ、いつかボロの出そうな私に次々と質問を浴びせてくる。
逃げたいけど、翼が戻ってくるまでここにいたいし……。