【完】アイドル彼氏★好きになっちゃった
「姉ちゃんと晴弥さんが結婚するかどうかなんて、まだわかんないんで。そいつは帰してもらえますか?」
南さんからナナを引き離そうとしたら、
ちょうどうしろから、晴弥さんが現れた。
げーっ!!
「そんなとこで何やってる?南、さっさと翼を送ってやれ。明日の夜は新しいCMの……」
晴弥さんは、ナナを見て眉をひそめた。
明らかにスタッフじゃないし、オレのファンが楽屋に入ってきたようにしか見えない。
ヤバい……。
心臓がドクドク波打つ。
「私……っ、帰ります」
「待ちなさい!晴弥さん、この子……」
南さんがナナの背中を押し、晴弥さんに突き出すようにした。
晴弥さんは冷静な表情のまま、ナナを見つめている。
ナナは、嘘が下手だ。
晴弥さんを目の前にして、ガタガタ震えだした。
南さんからナナを引き離そうとしたら、
ちょうどうしろから、晴弥さんが現れた。
げーっ!!
「そんなとこで何やってる?南、さっさと翼を送ってやれ。明日の夜は新しいCMの……」
晴弥さんは、ナナを見て眉をひそめた。
明らかにスタッフじゃないし、オレのファンが楽屋に入ってきたようにしか見えない。
ヤバい……。
心臓がドクドク波打つ。
「私……っ、帰ります」
「待ちなさい!晴弥さん、この子……」
南さんがナナの背中を押し、晴弥さんに突き出すようにした。
晴弥さんは冷静な表情のまま、ナナを見つめている。
ナナは、嘘が下手だ。
晴弥さんを目の前にして、ガタガタ震えだした。