【完】アイドル彼氏★好きになっちゃった
「来週の夏フェスなんだけど、類のパネル作っちゃった!ナナもいるなら……」
「あっ、私ね。行けなくなった」
「えっ!?」
「……ていうか、行く必要ないの」
未来は意味がわからないって顔をして、首を傾げる。
「行こうよ!ナナがアイドルの翼を見たくないって知ってるけど、そんな意地はったって……」
「……別れちゃった」
「えぇっ!?うそだぁ~、うそだよねっ!?」
「ホントだよ……」
「何でぇ?類からは、翼はナナにベタぼれって聞いてたのに。ひどい!類に今から聞いてみる」
ケータイを取り出した未来を慌てて止めた。
「私から……言ったんだ。もうね……ムリなんだよ」
「頑張ろうよ。なんでぇ?なんでそんなこと言うの!?」
未来は泣きそうな顔で私の肩を揺さぶる。
「あっ、私ね。行けなくなった」
「えっ!?」
「……ていうか、行く必要ないの」
未来は意味がわからないって顔をして、首を傾げる。
「行こうよ!ナナがアイドルの翼を見たくないって知ってるけど、そんな意地はったって……」
「……別れちゃった」
「えぇっ!?うそだぁ~、うそだよねっ!?」
「ホントだよ……」
「何でぇ?類からは、翼はナナにベタぼれって聞いてたのに。ひどい!類に今から聞いてみる」
ケータイを取り出した未来を慌てて止めた。
「私から……言ったんだ。もうね……ムリなんだよ」
「頑張ろうよ。なんでぇ?なんでそんなこと言うの!?」
未来は泣きそうな顔で私の肩を揺さぶる。