【完】アイドル彼氏★好きになっちゃった
「付き合ってるって思えないんだよね。めったに会えないし、連絡もそんなに取ってるわけじゃないし。
たまに会えても……短い時間で、なんだかコソコソ会うっていうか」
「そんなのしょうがないじゃん!」
「私は……そういうのがしんどかった。会える日にすごく期待して待ってるのに、やっぱり時間ないってなって……。
いつも、すごく不安だった。また、会えないのかな、とか」
「それは……わかるけど」
「バイト先にね、タメの男の子がいて、夏休み遊ぼうって言われてるんだ。
この子が彼氏だったら、毎日会えるし、楽しいのかな~って、考えちゃうんだよね……」
「ナナがそんなこと言うなんて……。翼も類も、忙しいのに自分の時間割いてまで会ってくれる方がすごくない!?
私たちなんて、時間いっぱいあるんだよ?ナナは贅沢だよっ」
未来は呆れた顔して、校舎に走って行った。
たまに会えても……短い時間で、なんだかコソコソ会うっていうか」
「そんなのしょうがないじゃん!」
「私は……そういうのがしんどかった。会える日にすごく期待して待ってるのに、やっぱり時間ないってなって……。
いつも、すごく不安だった。また、会えないのかな、とか」
「それは……わかるけど」
「バイト先にね、タメの男の子がいて、夏休み遊ぼうって言われてるんだ。
この子が彼氏だったら、毎日会えるし、楽しいのかな~って、考えちゃうんだよね……」
「ナナがそんなこと言うなんて……。翼も類も、忙しいのに自分の時間割いてまで会ってくれる方がすごくない!?
私たちなんて、時間いっぱいあるんだよ?ナナは贅沢だよっ」
未来は呆れた顔して、校舎に走って行った。