【完】アイドル彼氏★好きになっちゃった
類の襟首をつかむと、真剣な顔をされた。
「こっちも……ヤバいかも」
「えっ……?」
「オレさぁ、最近仕事がすげー楽しいんだ。正直、未来のこと……すっかり忘れるときが、何回かある。
時間があったら寝たいし、一人でいたいときもあるしさ……」
「そっか……。オレにはわかんねぇな」
時間があったら、ナナに会いたい。
仕事中だって、ここにナナがいたらなとか、
カメラに笑いかけるときだって、ナナの笑顔を思い浮かべるようにしてた。
今は……
辛そうなナナの顔しか思い出せない。
「……ん。未来からメール!ははっ、テンション上がるっ」
……おい。
さっきの言葉はなんだったんだよ。
あれが別れたいって思ってるヤツのセリフか!?
コイツ、今度あんな慰め方したら、マジでボコるかんな。
「こっちも……ヤバいかも」
「えっ……?」
「オレさぁ、最近仕事がすげー楽しいんだ。正直、未来のこと……すっかり忘れるときが、何回かある。
時間があったら寝たいし、一人でいたいときもあるしさ……」
「そっか……。オレにはわかんねぇな」
時間があったら、ナナに会いたい。
仕事中だって、ここにナナがいたらなとか、
カメラに笑いかけるときだって、ナナの笑顔を思い浮かべるようにしてた。
今は……
辛そうなナナの顔しか思い出せない。
「……ん。未来からメール!ははっ、テンション上がるっ」
……おい。
さっきの言葉はなんだったんだよ。
あれが別れたいって思ってるヤツのセリフか!?
コイツ、今度あんな慰め方したら、マジでボコるかんな。