【完】アイドル彼氏★好きになっちゃった
「彼氏はいないけどっ……好きな人はいるから」
それだけ言って、深めに頬杖をついて、視界から彼を消した。
……あ~あ。
イヤなヤツだよね。
もっとうまくしゃべれたらいいのに。
安土さんなら、笑ってうまくかわすんだろうな。
きっと男の子も、周りの子も、そんな真面目に返さなくてもいいのに~って思ってるはず。
「その好きな人、オレに教えて?」
「えぇっ!?」
そのまま話しかけてこないと思ったのに、ちょいちょいと肩をたたかれ、視界に入ってくる。
「気になるな~。てか、香月さんかわいいから、コクったらうまくいくって。協力しよっか?」
私の好きな人は……。
もう、叶わない恋だもん。
「い……いいっ」
プルプル顔を横に振るけど、簡単には食い下がってくれない。
「その好きな人が、オレになったらいいのになぁ~」
……うわぁ、やっぱこの人苦手。
それだけ言って、深めに頬杖をついて、視界から彼を消した。
……あ~あ。
イヤなヤツだよね。
もっとうまくしゃべれたらいいのに。
安土さんなら、笑ってうまくかわすんだろうな。
きっと男の子も、周りの子も、そんな真面目に返さなくてもいいのに~って思ってるはず。
「その好きな人、オレに教えて?」
「えぇっ!?」
そのまま話しかけてこないと思ったのに、ちょいちょいと肩をたたかれ、視界に入ってくる。
「気になるな~。てか、香月さんかわいいから、コクったらうまくいくって。協力しよっか?」
私の好きな人は……。
もう、叶わない恋だもん。
「い……いいっ」
プルプル顔を横に振るけど、簡単には食い下がってくれない。
「その好きな人が、オレになったらいいのになぁ~」
……うわぁ、やっぱこの人苦手。