【完】アイドル彼氏★好きになっちゃった
「翼って、スポーツなんでもできるんだよね。体育、ずっと5だったし。
中でもバスケは一番得意だから……」
「香月さん、やたら詳しいよな」
ドキッ!
「そっ、そーでもないよ!?」
「前に言ってた、香月さんの好きなヤツって、アイツだったりして?」
向井くんは冗談っぽく流そうとしたはずなのに、言われた私の方がカチカチになっちゃう。
うわ……言葉が出てこない。
「え……マジだった?」
「ちっ、違うっ」
っていいながら、カーッと赤くなっていく顔。
「は~っ、そっか。オレのライバルってアイツ!?しかも、超人気アイドルと友達って……」
「あ~、いやいやいや。ホント、違うから」
弁解するも、なんの説得力もなし。
向井くんはやたらと感心していて、私と同じ中学だって知って、翼に対しての警戒心が少し取れたみたいだった。
中でもバスケは一番得意だから……」
「香月さん、やたら詳しいよな」
ドキッ!
「そっ、そーでもないよ!?」
「前に言ってた、香月さんの好きなヤツって、アイツだったりして?」
向井くんは冗談っぽく流そうとしたはずなのに、言われた私の方がカチカチになっちゃう。
うわ……言葉が出てこない。
「え……マジだった?」
「ちっ、違うっ」
っていいながら、カーッと赤くなっていく顔。
「は~っ、そっか。オレのライバルってアイツ!?しかも、超人気アイドルと友達って……」
「あ~、いやいやいや。ホント、違うから」
弁解するも、なんの説得力もなし。
向井くんはやたらと感心していて、私と同じ中学だって知って、翼に対しての警戒心が少し取れたみたいだった。