【完】アイドル彼氏★好きになっちゃった
「たまに会ったりすんの?」
「ううん……」
とか言いつつ、赤い顔はまだ治らない。
「怪しーなぁ」
向井くんは私の顔を覗きこんでくる。
うっ……ウソがつけないこの赤面症のせいで、向井くんはますます怪しんでる。
「……まさか、付き合ってるとか」
うっ。
冷や汗まで出てきちゃったし。
「ハハッ、それはナイか」
……ほっ。
「香月さん、すげー汗かいてるけど」
なにも言わないでいると、向井くんが次々としゃべりかけてくる。
「あ~、なるほどな。だからこないだ保健室でアイツやたらオレに挑戦的だったんだ。もしかして……元カレ?」
はい、当たりです。
あの時はね……。
「もーっ、何でもないんだってば。翼の話はやめよ!」
「ハハッ、からかいすぎた?でもさ、またアイツと話すことあったら言っといて。
今日はズルいことして悪かったなって」
「ううん……」
とか言いつつ、赤い顔はまだ治らない。
「怪しーなぁ」
向井くんは私の顔を覗きこんでくる。
うっ……ウソがつけないこの赤面症のせいで、向井くんはますます怪しんでる。
「……まさか、付き合ってるとか」
うっ。
冷や汗まで出てきちゃったし。
「ハハッ、それはナイか」
……ほっ。
「香月さん、すげー汗かいてるけど」
なにも言わないでいると、向井くんが次々としゃべりかけてくる。
「あ~、なるほどな。だからこないだ保健室でアイツやたらオレに挑戦的だったんだ。もしかして……元カレ?」
はい、当たりです。
あの時はね……。
「もーっ、何でもないんだってば。翼の話はやめよ!」
「ハハッ、からかいすぎた?でもさ、またアイツと話すことあったら言っといて。
今日はズルいことして悪かったなって」