Promise
中3まで絡んでたから、

あたしには、気になることが1つ。

「ねぇ龍也…」

「ん?」

「や、何もない……」

やっぱ、聞けないな…

「なんだよ?」

「ううん!別にっ」

手をブンブン振って、愛想笑いでその場を切り抜けようと思った。

……けど。

あれ、誤魔化すのあたし苦手かも…??

「……」

急にあたしを見ていた龍也の目が、

きつくなった。

「言えよ。言いかけたことは最後まで言え」

「や、気になることが…あって…ね??」
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